オリンピアスウェーデン研修2018―その1

気がつけば、あっという間に1年が過ぎ、今年もスウェーデン研修の季節がやってきました。

ブログを書くのも1年ぶりとなってしまいました・・・。

 

今年の研修には、オリンピア兵庫の陳さん、オリンピア神戸北保育園の仲内さん、オリンピア住吉の尾上さんの3人が参加することになりました。実は、陳さんは日本に永住しているのですが、中国籍ということでスウェーデン入国にはビザが必要となります。様々な書類を用意して、東京のスウェーデン大使館に面接に行ってもらってと、なかなか苦労しましたが、出発の5日前に無事にビザが届きました!!

 

ちょうどこの研修の準備をしていた頃、台風21号が近畿地方を直撃し、関西国際空港が一時は利用できなくなるような状況になりました。いまはほぼ正常通りに動いているのですが、当時は状況がわからなかったということもあり、今年のフライトは、スカンジナビア航空(SAS)の成田―コペンハーゲン便を初めて使うことになりました。

 

なんとか仕事を片付けて、朝、6時50分に伊丹空港に元気に集合した私達は、7:50発のANA2176便で成田空港に向かいました。国内線ではありますが、機体はB777の国際線仕様だったので、すでに海外に向かう雰囲気はバッチリです。

1時間少しの快適なフライトで、成田空港に到着。出国手続を済ませ、空港内をいろいろと見て回りました。インバウンドの増加を受けて、成田空港も設備やショップがかなり充実してきています。羽田空港の国際線も大幅に増加していますし、私も東京経由で海外に行くことが増えてきました。関西ももう少しがんばらなければと、改めて感じさせられます。

 

31番ゲートに着くと、すでに飛行機はスタンバイ状態。周りではちらほらスウェーデン語も飛び交っていて、ワクワクしてきました。機内はシンプルな北欧デザインでまとめられ、毎年利用していたフィンエアーとはひと味違った雰囲気です。

 

―そして出発。約11時間半の空の旅は非常に快適で、気がつけばデンマークのコペンハーゲン、カストラップ国際空港に到着しました。例年だとここから乗り継ぎがあるので、その分ちょっと楽に感じられます。

毎年スタッフがドキドキの入国審査なのですが、今回の担当の審査官の人はとても優しく「あとの3人は一緒のグループだから」と伝えておくと、とてもにこやかに対応してくれました。

 

コペンハーゲンから研修の地、スウェーデンのヴェクショーまでは、通常であれば電車で2時間半。ところが、昨年に引き続き、終末は線路の工事が行われていて、ルンド(Lund)からヘッセルホルム(Hässleholm)までは代替バスで移動しなければなりません。1時間ほどバスに乗って目的地へ。ここからアルベスタ(Alvesta)経由でヴェクショーにようやくたどり着きました。

しかし、駅に到着してビックリ!! 駅舎は新しくなっているし、マンションは立ち並んでいるし、1年前とかなり雰囲気が変わっていました。さすが、ストックホルムと並んで人口の増加が続いているヴェクショーの勢いを感じさせられました。

 

ホテルは、毎年お世話になっている駅前の"Clarion Collection Hotel Cardinal"。21時過ぎに到着したので本当は夕食の時間は終わっていたのですが、「お腹すいてるんじゃない?」とチェックインを後回しにして食事をさせてもらうことができました。早速スウェーデンの人達の優しさに触れることができた、研修のスタートとなりました。

 

Tsukasa