オリンピアスウェーデン研修2013―その2

ストックホルムで迎えた2日目の朝。毎日どんよりした空が続くこの時期のスウェーデンにしては奇跡的に、雲ひとつなく晴れ渡りました!!今日もステキな1日になりそうです。

 

朝の散歩タイムに引き続き、宿泊した"Nordic Sea Hotel"で朝ご飯を食べていると、「コンニチハ」と陽気に声をかけてくれる男性がいました。日本語が少し話せるということで、私たちを見つけて話しかけてくれたとのこと。こういった出会いも、海外に行くときの楽しみのひとつですね。

 

今日はまず、毎年恒例となった、ストックホルム市庁舎の見学ツアーに参加。毎年12月にノーベル賞の記念晩餐会が開かれるこの場所は、何度訪れてもいいものです。詳しい説明は以前のブログを見ていただくとして、やはりそんなにスペースのない「青の間」で1,300人がフルコースのディナーを食べるということには驚かされます。

続いて王宮を少し見学してから、ノーベル博物館へ。日本人観光客に大人気のノーベルチョコレート(実際に晩餐会で出されるのと同じもの)に、10枚入りの缶バージョンができていました。もちろん、みなさんお買い上げです!!

お昼ごはんは、ガムラ・スタンの大聖堂近くにある"Kaffegillet"で。14世紀のワイン貯蔵庫をそのまま利用した、中世の雰囲気が漂うお店で、ミートボールやベイクドポテトといった、典型的なランチをいただきました。オーダーがひとつ忘れられるというトラブルもありましたが、食事をしたあとはお買い物タイム。ステキな雑貨屋さんをはしごして、いいお土産ができたようです。

 

続いて、スウェーデンのYMCA・YWCAである、KFUK-KFUM(Kristliga Föreningen av Unga Kvinnor och Kristliga Föreningen av Unga Män)を訪問。女性の方が先に来るのが、さすがスウェーデンといった感じです。

そして、電車まで少し時間があったので、今回はヴァーサ号博物館まで足を伸ばしました。ヴァーサ号とは、スウェーデンの強大な力を示すために作られた、当時としては最強の戦艦ですが、なんと1628年に処女航海に出るときに突風に襲われ、あっけなく海底に沈没してしまったのでした。333年後の1961年に引き揚げられ、現在は現存する最古の完全船として展示されています。私もこれまでなかなかチャンスがなく、今回初めて見たのですが、その大きさと美しさ、そしてものすごい迫力に、ただただ圧倒されるばかりでした。

 

さて、博物館から駅に向かう途中に乗ったピンク色の派手なタクシー。運転手はエレーナさんというロシア出身の方で、自ら「ディスコタクシー」と呼んでいるように、車内にはネオンが光り、大音量で音楽がかかっていました。

 

17:06ストックホルム発のSJ2000(日本の新幹線のようなもの)に乗り、アルベスタ経由で一路ヴェクショーへ。参加者のみなさんにも「街の雰囲気がステキ」とよろこんでもらうことができました。駅からすぐ近くにある、"Claropn Collection Hotel Cardinal"にチェックインし、夕食を食べて長かった1日もおわりです。

 

さあ、明日からいよいよ本格的な研修がはじまります!! とってもワクワクしてきました!!

 

Tsukasa