オリンピアスウェーデン研修2022―その1

Hej!(こんにちは!)

コロナ禍で中止となっていたオリンピアスウェーデン研修を、3年ぶりに実施することとなりました。

海外渡航も困難な状況の中で、再開はもう少し先になるかと思っていましたが、8月に調査でスウェーデンを訪問したところ、実施は可能との判断に至りました。

 

今回の参加者は、オリンピアの障害福祉部門のセンター長・細田さん、グループホームオリンピア兵庫のユニットリーダー・大野さん、ショートステイオリンピア兵庫のユニットリーダー・鍜冶くんの3名です。コロナ禍での渡航ということもあり、入念に準備を進めてきました。

 

11月14日の朝6:30に伊丹空港に集合すると、月曜日の朝ということもあり、空港はすでにビジネス客で

混み合っていました。搭乗手続きを済ませ、8:00発のNH16便で羽田空港に向かいます。ところが羽田便の混雑で、出発が20分ほど遅れることに・・・。思い返せば、トラブル続きのフライトの始まりでした。

 

羽田空港に到着後、国際線の第3ターミナルを目指します。―そこで目にしたのは長蛇の列!! 海外に向かう人たち、海外に帰る人たちで、保安検査場が見えないところまで列が続いていました。「乗り遅れたらどうしよう・・・」とヒヤッとしましたが、そこはさすが日本の空港。あっという間に順番がやってきて、無事に出国することができました。

 

「スウェーデンに持っていくお土産は何が喜ばれるでしょうか?」―よく聞かれる質問ですが、今年もお世話になるリンネ大学の鈴木先生のイチオシは、 ロイズ(ROYCE')の生チョコレート。スウェーデンにはない食感とのことで大人気ですので、私もお薦めします。羽田空港の免税店で買うと、保冷バックに入れてもらえるので安心です。

 

さて、ここ何年かはスカンジナビア航空(SAS)でスウェーデンに行っていましたが、経営状態の悪化を受け、日本便はいま運休になっています。そこで今年は、久しぶりにルフトハンザ航空を使うことになりました。ミュンヘン行きのLH715便ですが、現在ロシア上空を通ることができないため、北側のルートに変更されています。このため、14時間40分という超ロングフライトとなりました。

 

8月末に利用したときはマスクの着用を厳しく言われたルフトハンザ航空ですが、今回は離陸してしばらくすると、ほとんどのCAさんたちがマスクを外して業務にあたっていました。この2か月の間でも、ヨーロッパの状況は変化しているようです(スウェーデンのマスク事情については、改めてご紹介します)。

途中、ときどき乱気流が発生し、大きな揺れがあったりもしましたが、なんとかミュンヘンに到着。スカンジナビア航空SK2658便に乗り継ぎ、コペンハーゲンに向かいました。

 

結局、この飛行機も遅れたため、コペンハーゲンのカストラップ国際空港に到着したのは現地時間の22過ぎ。すでにヴェクショーに向かう電車はなくなってしまっているので、とりあえずスウェーデン第3の都市、マルメに電車で向かいました。

 

マルメ駅前のホテルに到着したのは、23時過ぎ。出発から24時間近くかかって、ようやくここまでたどり着きました。いよいよ明日の朝、ヴェクショーに向かい、研修の本格的なスタートです!!

 

※スウェーデンについては、こちらの記事もご覧ください!!

【スウェーデン超入門】200年以上戦争なし どのように福祉大国となったのか=山口宰

https://www.joint-kaigo.com/articles/2325/

 

Tsukasa