オリンピアスウェーデン研修2015―その1

みなさま、ご無沙汰しております。


あっという間に1年が過ぎ、またまたスウェーデン研修の時期がやってきました。
9月に公募をしたところ、今年も応募が殺到。厳正な審査の結果、今回はグループホームオリンピア灘の深澤くん、グループホームオリンピア兵庫の高井くん、そしてオリンピア都保育園の渡邊さんの3人が研修に参加することになりました。

 

そして迎えた出発の日の朝。日曜日ということもあって、関西国際空港は人でごった返していました。これだけ多くの観光客の方々が海外から来られているのですから、その受け入れ態勢もしっかりしていかなければいけないなと、改めて考えさせられました。


今年は例年と少しルートを変えて、フィンランド航空78便でまずヘルシンキに向かいます。フィンランド航空は日本でも大人気のライフスタイルブランド、マリメッコ社と提携をしています。両者がコラボレーションしたアメニティグッズや食器は、ファンの方にはたまらないことでしょう!!
追い風のおかげで予定よりも30分早く、飛行機はヘルシンキのヴァンター国際空港に到着。シンプルですが、随所に北欧デザインが取り入れられたこの空港は、私のお気に入りのひとつです。

 

乗り継ぎの飛行機が45分遅れたこともあって、空港の中をくまなく散策した私たちは、フィンランド航空667便で、デンマークの首都コペンハーゲンのカストラップ国際空港へ。2時間弱のフライトで、スウェーデンを飛び越えてデンマークに到着です。クリスマスツリーが飾ってあったり、雑貨屋さんにクリスマスグッズが並んでいたりと、ちょっとクリスマス気分を楽しむことができました。有名なお見送りをしているふたりの像も、クリスマスバージョンでした!!


ここからはデンマークとスウェーデンをつなぐ国際列車を利用して、研修の目的地であるヴェクショーへ。いつもならすぐに電車に飛び乗るとろですが、ここのところ電車での盗難事件などが増えているという話を聞いていたので、事前に指定席を確保しておきました。

デンマークとスウェーデンはオーレスン・リンク(Øresund link)という橋で結ばれていて、気がつけば国境を越えていた、というのがいつものパターン。でも今回は、国境を越えてすぐのハイリエ(Hyllie)駅で警察官が乗り込んで来て、全員のIDをチェックしていきました。パリでのテロの影響でしょう。

 

長旅の疲れからうとうとしていると、今度は電車が急に止まって、全員向かい側の電車に乗り換えろとの指示。何があったのか、不安になりながら乗り換えて、車掌さんに話を聞くと、トイレが全部故障したから別の列車を用意したとのこと。

結局、ヴェクショー(Växjö)に到着したのは23時過ぎ。関空に集合してから実に21時間以上経過していました。慣れているはずの私でも、さすがにちょっとくたびれる移動でした。

今回の宿泊先は、駅の目の前にある"Elite Stadshotellet Växjö"。1853年に建てられた、由緒あるホテルです。ホテルの話はまた今度にして、とりあえず寝ましょう・・・。

 

さあ、いよいよ明日から、研修のスタートです!!

 

Tsukasa