これからの福祉サービス経営のあり方

今日、株式会社リブウェル主催の福祉サービス経営勉強会に、ゲスト講師としてお招きいただきました。

「これからの福祉サービス経営のあり方―度重なる法改正のなかで安定経営を目指すには」というテーマで、日本の高齢者福祉のあゆみや介護保険制度、地域包括ケアシステムと今後の高齢者福祉の方向性、福祉サービス経営の戦略と、人材(ヒト)・サービス(モノ)・財務(カネ)・情報の4つの要素、そして福祉サービス経営が抱える課題とこれからについてお話をしました。

 

参加者は、実際に介護サービスの経営に携わっている方々。社会福祉法人やNPO法人、そして株式会社と、さまざまな所属の方が来られていました。

セミナー修了後、参加者の方々とお話していると、みなさん口にされていたのが、2015年度の制度改正に対する不安。確かに、我々は介護保険という大きな制度の中で事業を運営しているので、制度の変更から受ける影響は少なくありません。

 

でも、時代の変化や制度の改正は我々の手ではどうしようもありませんが、できることはたくさんあるはずです。迅速な情報収集に努め、適切な戦略を立て、すぐにアクションを起こしていく。そして、それを可能にするための企業理念をつくり、人材育成や組織づくりに日々取り組む。これが何よりの対応策なのです。

 

どんな分野でも、大成功を収めている人をじっくりと眺めてみたら、きっと「あの人があんなにうまくいっているのも不思議ではないなあ。あの人のやっていることすべてを見てごらんよ」とつぶやくことになる。

アメリカのマーケティング・コンサルタントのダン・S・ケネディはこのように言っています。

さあ、しっかりと前を向いて、どんどんアクションを起こしていきましょう!!

Tsukasa